地位確認訴訟の経過報告
本庁側は田中総長・打田会長の証人尋問を回避か?
稲氏・瀬尾氏の弁護団から裁判の報告が届いた。裁判長からは、懲戒処分を白紙撤回による和解勧告があったが、本庁側があくまで稲氏らの退職にこだわったため、和解協議は決裂。来年2月20日と3月9日に証人尋問を実施のうえ、いよいよ判決へと進むらしい。
原告側は、当然のことながら、稲・瀬尾両氏が証言台に立つほか、何名かの本庁の理事らを証人申請する予定で準備中とのこと。
これに対し、神社本庁側は、懲戒処分を決定した田中総長と背後の黒幕と言われる打田会長を証人に立てず、配下だった職員・元職員らをずらっと並べて証人とするらしい。本庁の弁護士が証人の候補者として上げたのは以下の6名。
・木田財政部長(当時)(現 生田神社権宮司)
・小野総務部長(当時)(現 宇佐神宮宮司)
・眞田総務部長(当時)(現 明治神宮禰宜)
・原田秘書部長(当時)(現 広島県神社庁参事)
・牛尾総務課長(当時)(現 教化広報部長)
・小間澤渉外部長・神政連事務局長(さらに現在は異例の秘書部長兼任)
本庁執行部は、敗訴のリスクを考慮し、田中・打田体制を温存すべく、あたかも違法な懲戒処分やディンプルとの癒着の責任はお前たちが負えとばかりに、配下の職員らに詰め腹を切らせるつもりなのだろうか。