神社本庁田中総長と日本大学田中理事長－権力亡者たちの末路は如何に
（月刊「レコンキスタ」令和3年11月号）
「神社本庁の疑惑では、本庁側が関係団体も含めて、打田会長の20年来の友人が社長をつとめるディンプル・インターナショナルに売り続けた不動産は全部で５物件、約15億円にのぼるという。神社本庁側が受けた損害は、日大にひけをとらないだろう。これは打田会長子飼い職員たちの「功績」によるものだが、打田氏は井ノ口容疑者が選手を篭絡しようとしたように、アメとムチを見せつけながら子飼い職員を「育成」してきたのではないか。神社本庁から懲戒処分を受けた稲、瀬尾両氏は、打田氏からのアメを拒んだためにムチを浴びせられたのかもしれないが、二人が神社本庁を提訴したことで疑惑の背景がここまで明らかになったのである。」
「稲氏が檄文で告発したように、氏子崇敬者からの「浄財」を原資に運営されている神社本庁の行為は、道義的には日大よりもはるかに悪質である。神社本庁は上告理由の一つに、神社本庁の主張が認められないことによる宗教団体全体への悪影響を挙げているが、神社本庁と同列に見られてしまう他の宗教団体こそ、いい迷惑であることは間違いない。」
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