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上告棄却~襟正し規範意識の徹底を!
(神社新報令和4年5月16日「論説」)

神社新報令和4年5月 日論説
「斯界において本庁憲章制定にあたり先人たちが求めた精神的規範に反するやうな行為、また、さうした不審・疑念を抱かれるやうな行為が全くなかったといへるだらうか。・・・斯界にあってな、常に本庁憲章に反するやうなことなく、また不審・疑念を抱かれることがないやう心掛けるとともに、必要な場合には十分な説明や慎重な確認が求められよう。さうしたことは、神社本庁・神社の健全な運営を担保し、広く信頼され得る組織であるためにも常に重要といへる。・・・なにより訴訟をめぐる背景・経過なども踏まへつつ、神社本庁憲章を精神的統合の紐帯として襟を正していくことが必要なのではなからうか。
全国神社の独立性を尊重し、上位下達ではない連合体として設立された神社本庁の長所を活かすためには、誰もが協力できる組織、誰もが協力を惜しまない組織づくりが重要だ。広範な神社の結集・結束によって力を発揮してきた神社本庁として大同団結のためには何が必要なのか、今回の訴訟をこれからのあり方を抜本的に考へ直す契機としていかなければならない。」

今回の論説はまさしく”正論”ではあるが、どこか他人事のような上から目線の論調。。。
神社新報は、なぜ4年半もの間、斯界への情報発信を躊躇し、事態を静観し続けたのか?
神社新報は、この問題を通じて明るみに出てきた神社本庁の問題点を、きちんと直視し、検証してきたか?

今回の訴訟を、これからの神社新報のあり方を抜本的に考へ直す契機としていただきたい。


神社新報令和4年5月16日「論説」