「神社本庁別働隊・神道政治連盟の悲しき現実ー偽装が剥がれ落ちてゆく田中-打田体制」
(月刊「レコンキスタ」令和5年10月1日号)
「からくも役員会で過半数を超す田中派理事の面々と、神道政治連盟を通した政界との繋がりが、田中-打田体制の命脈であろう。しかしそれも、今まさに尽きようとしている。今号では、後者の痛ましき現実をお目にかける。・・・」
「神道政治連盟国会議員懇談会の会長でもあった安倍元総理の生命が、理不尽にも奪われた原因には、統一教会の問題があった。宗教法人の解散命令も取りざたされているこの問題に対して、神道政治連盟には自らの見解を表明する社会的責任があると思う。しかし、1年経っても何も聞こえてこない。神道政治連盟を率いる打田会長の関心は、政治権力者に媚びを売って関係を結び、それを誇示することで神社界内部、特に神社本庁に対する発言権を強化、維持することであって、国家的課題については、はじめから何の主張もないと考えざるを得ない。その証拠に、神道政治連盟の公式HPに掲載されているのは他人の見解や主張だけであって、独自の主張は皆無である。」
「・・・筆者は、神道政治連盟が過去に果たしてきた大切な役割を知らないわけではない。しかしこのままでは、神社本庁正常化に向けての最大の障害物になりかねない。神道政治連盟にも、内部から自浄と正常化の炎が盛り上がることを期待したい。今からでも遅くはないのだ。」