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『神社本庁幹部が庁舎で飲酒し部下に暴行
  退職者続々で組織的危機』(ダイヤモンドオンライン)
 ~瓦解する神社本庁~自浄できない組織に未来はない!

7-41 ダイヤモンド・オンライン


7-41 ダイヤモンド・オンライン2

https://diamond.jp/articles/-/176566

2018.8.6



神社本庁幹部が庁舎で飲酒し部下に暴行、退職者続々で組織的危機



週刊ダイヤモンド編集部



 





暴行された若手職員が先月末に依願退職





俗世間と同じく、神様の世界でもパワハラや飲酒による不祥事が横行しているようだ。



8万社の神社を束ね、日本最大の信者数を誇る宗教法人「神社本庁」(東京都)で、対外窓口である広報部署の幹部が、庁舎で酒に酔ったあげく、部下の若手職員に暴力行為に及んでいたことが発覚。耐え兼ねた若手職員が先月末に依願退職していたことが83日、関係者への取材で分かった。



神社本庁は現政権を支える政治団体「神道政治連盟(議員懇談会会長は安倍晋三首相)」の母体組織。ところが、この1年間で、元皇族が就いていた法人を代表する「統理」と、自実質的なナンバー2の「副総長」が任期半ばで辞任。さらに暴行を受けた若手職員以外の職員も次々と退職するという「異常事態に陥っている」(神社関係者)。



複数の関係者によれば、神社本庁広報国際課課長心得の役職にある男性が629日午後5時過ぎから、庁舎内で一部の職員と私的な飲み会を開催。4時間以上飲み続けた9時半ごろ、入庁2年目の若手職員に対し、仕事の段取りが悪いなどと激昂し、他の職員がいる前で頭を背後から殴りつけ、床に頭を押さえつけるなどしたという。一方、若手職員の方は飲酒していなかった。



暴行を受けた後、若手職員は別の上司に「学生時代から神職のパワハラや暴力の話を聞いていたが、本当に存在し、自分の身にまで起こるとは思わなかった。心を病む前に辞めたい」などと依願退職を申し出たという。



この一件は、神社本庁の意思決定機関である役員会にも報告されたが、神社本庁は当事者間の話し合いで解決したとして、若手職員を殴った課長心得には内規に基づく懲戒処分を下さず、けん責(口頭注意と始末書提出)という極めて軽い処置に止めた。



週刊ダイヤモンドの取材に対し、メディアへの窓口でもある課長心得は、自身の庁舎での飲酒や暴行行為の有無など「全て答えられない」と話した。





1年で60人ほどの全職員の内 幹部を含む11人が依願退職





神社本庁を巡っては、昨年10月、神社本庁が所有していた不動産の売却における、神社本庁の上層部と購入業者の癒着を指摘する告発文書を作成したとして、懲戒解雇などの処分を受けた元幹部職員2人が、その処分無効を求める訴えを東京地裁に起こした(参考:特集「瓦解する神社」第1)。



それに先立つ昨年8月、この不動産売買の疑惑に対する調査委員会を設置した神社本庁の副総長が辞任。さらに今年3月には、宗教法人を代表し象徴的役職である「統理」を務めていた元皇族の北白川道久氏が健康上の問題を理由に異例の辞任。加えて、疑惑が取り沙汰されて以降、職員の辞職も後を絶たず、この1年間だけで60人ほどの全職員の内、幹部を含む11人が依願退職した。



「新卒、中途採用もしているが辞める人数に追いつかない状態。平成の御代替わりという大イベントを前に、組織が機能不全を起こしつつある」(別の神社関係者)という。



(「週刊ダイヤモンド」編集部)


特集「瓦解する神社」第1はこちら
https://diamond.jp/articles/-/132516