神社本庁調査委員会、國分正明委員長(元文部次官)、根拠とした資料の開示を全面拒否!
「調査報告書」の信頼性は果たしてあるのか?
東京地方裁判所は、神社本庁「調査委員会」の國分正明委員長(もと文部事務次官)に対し、調査報告書作成の根拠となった資料の開示を求めていましたが(文書送付嘱託)、なんと、國分正明委員長は、裁判所に対し、資料開示要請を全面拒否すると回答しました。
裁判所に提出された回答書によれば、國分氏が開示を拒否する理由は下記のとおり。
・裁判所から提出を求められた書類は、「調査委員会が調査依頼を受けた案件を調査し、報告書を作成する目的だけのために提出されたものであって、他の利用に供することは予定していない」こと
・「書類提供者(神社本庁)との信頼関係」
・「内秘的事項やプライバシィを犯すこととなる事項を含んでいたりして、提出者の利益を害することとなる可能性もある」こと
・「事情聴取した内容を記した書面や録音記録(録音体)は、被聴取者との信頼関係を傷つけ、また他に知られたくない事項を含んでいる可能性が高」いこと。
・「調査委員会が行った現地調査の記録」は存在しないこと。
部分不開示ではなく、全面開示拒否です。
いったい誰との間のいかなる「信頼関係」を守ろうとしているのでしょうか?
部分不開示ではなく、全面開示拒否です。
いったい誰との間のいかなる「信頼関係」を守ろうとしているのでしょうか?
「他に知られたくない事項」とは何なのでしょう?
現地調査を実施して判断したと説明していたのに、いまさら「現地調査の記録は存在しない」だと?
報告書そのものも「著作権」を理由に非公開、その真実性の根拠となるものも開示されないということになると、もはや調査委員会の報告を信頼する必要はないということになるのではないでしょうか。
現地調査を実施して判断したと説明していたのに、いまさら「現地調査の記録は存在しない」だと?
報告書そのものも「著作権」を理由に非公開、その真実性の根拠となるものも開示されないということになると、もはや調査委員会の報告を信頼する必要はないということになるのではないでしょうか。