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神社本庁トップ 辞任騒動 全内幕
~「批判に耐えられない」と辞意を表明したが、事務方は「手続きは進んでいない」の摩訶不思議~
(サンデー毎日 平成30年10月21日号)

7-51 サンデー毎日10月21日号1
7-51 サンデー毎日10月21日号2

(注1)「あの辞意表明はブラフであり、総長は本当に辞める気は無い。」と自身たっぷりに述べている神主がいるそうであるが、この役員会に出席していた役員・職員は、この役員会の終わりに田中総長が「これからは『一神職』『一神社の宮司』として言うべきことは遠慮なく言わせていただく。」と啖呵を切っていたのを聞き逃していないはずである。

(注2)ちなみに、田中総長は、この役員会の日の午後に関連団体の「日本文化興隆財団」の評議員会でも、自ら、神社本庁の総長を辞任したことを、同財団の役員や評議員らの前で報告している。

(注3)この記事のライターは、このタイミングで異例の「顧問・長老会」の開催を画策した首謀者が誰なのかを見誤っているようである。現理事らの信任を失った総長とその一派が、顧問・長老といった重鎮の権威を利用して現理事らを牽制しようとしたのである。「そんな会議にこの問題を託さざるをえない」状況にまで追い込まれたのは、ほかならぬ田中総長自身である。