『強圧政治の往生際』神社本庁総長が「改憲」居座り
(FACTA 2018年11月号)
安倍改憲をにらみ取り巻きが必死で慰留しているようだが、
むしろ、この”居座り総長”こそ「改憲」への最大の”足枷”となっているのではないか!!
むしろ、この”居座り総長”こそ「改憲」への最大の”足枷”となっているのではないか!!
辞めるべきか、辞めざるべきか――。田中恆清・神社本庁総長の胸は千々に乱れている。9月11日に開かれた役員会で、一度はこう啖呵を切った。「これ以上、皆さん方から暗に批判されるのは耐えられない。悔しいが、今日で総長を辞めさせていただきたい」本来なら、辞表が提出され受理されると、象徴的存在の鷹司尚武統理が後継を指名して、新体制がスタートする。だが、1カ月以上経っても辞表を出さない。その間、顧問・長老を集めた臨時役員会が10月3日に開催され、注目されたが、田中氏は自らの進退には言及しなかった。一方、10月1日、田中氏が宮司を務める京都の石清水八幡宮職員の結婚式があり、来賓として出席した田中氏は、「神社本庁総長」と書かれた式次第を見て、「もう総長じゃないけどな」とつぶやいている。次に進退表明があるのは、全国から百数十名の評議員があつまる10月24日の評議員会。そ………
FACTA 2018年11月号より