『神社新報』紙上に“怪文書”??
~「鱓」が寄稿した「記者のことのは」~
神社新報11月30日号の第1面に『記者のことのは』と題するコラムが掲載されている。先日の評議員会での議論を「重箱の隅」論争だったと言い放っている。
このコラムは、本庁組織を真剣に考えるための論争の重要性を説きつつも、「『重箱の隅』談義を超えた立派な重箱としての本庁を構築するための論争を、まづはK、S両氏に期待したい。」と、イニシャル表記による個人攻撃で結んでいる。
ここにいう「K」が評議員会中に不規則発言を繰り返した埼玉県選出の小林一朗評議員(久伊豆神社宮司)、「S」が神奈川県選出の佐野和史評議員(瀬戸神社宮司)をそれぞれ指すことは、先の中外日報の記事に照らせば明らかであろう。
ここにいう「K」が評議員会中に不規則発言を繰り返した埼玉県選出の小林一朗評議員(久伊豆神社宮司)、「S」が神奈川県選出の佐野和史評議員(瀬戸神社宮司)をそれぞれ指すことは、先の中外日報の記事に照らせば明らかであろう。
しかし、少なくとも評議員会における佐野氏の発言が、「重箱の隅」どころか、大所高所からの建設的な意見であったことは、この会議に出席していた数多くの評議員の知るところである。
そもそも「鱓」(ごまめ)という名の記者は神社新報社に存在しないし、これまでの新報を見てもこのペンネームでなされた投稿を目にしたことはない。どうやら神社新報の記者ではない何者かによる匿名投稿のようだ。
匿名による個人攻撃…これはまさに、田中総長が最も忌み嫌う“怪文書”ではあるまいか。
どなた様の意向を受けての投稿かは存じ上げない、もし意見があるのであれば、新報の記者のふりをして”ごまめの歯ぎしり”などしていないで、正々堂々と実名で意見を述べてはいかがか?
このような“怪文書”を、漫然と、しかも第1面にこれみよがしに掲載した神社新報編集部の見識に、多くの読者が首をかしげている。