これまでも神社本庁執行部による度重なる不祥事に苦言を呈してきた福島県神社庁。
この度、鷹司統理による正副総長の指名および芦原総長・西高辻副総長就任への支持を、役員会の全会一致により決議した。

「…私ども神社本庁包括下の神職は、浄明正直の心を基本に、日々の神明奉仕を通じて社会の師表として地域の信頼を築いて参りました。近年の本庁執行部により惹起された度重なる疑惑と白日のもとに晒されて希薄な順法意識、そして何より日本精神の根幹をなす『恥』を重んずる意識の欠如により神社、神職に対する社会の信頼が大きく毀損されるという本庁創立以来の事態に立ち至っております。
斯く言われなき屈辱に耐え続ける私ども地方神社の神職や総代の無念をお察し頂き、筆舌に尽くしがたいご心労をお掛け申し上げた統理様に対し、私どもは誠に申し訳無く只管に恥じ入るとともに、この度の統理様のご英断を断固としてご支持申し上げるものであります。
此の上は、統理様より頂戴いたしましたご書簡を県内すべての神職、総代に至る迄回覧し、真に正確な情報を伝えるとともに、神社本庁の清新な運営の回復に、地方からも微力を尽くして参る所存でございます。」