「月刊若木」解説の不見識
(花菖蒲ノ會 会報第14号)
統理を支え神社本庁の正常化を目指す『花菖蒲ノ會』の「会報第14号」が届いたので紹介する。
今回の会報では、本庁に所属する神職に送付される「月刊若木」の2月号と5月号に掲載された弁護士名での解説の不見識が、以下のとおり指摘されている。
本年の「月刊若木」二月号に「総長選任問題に関する判決の説明」、さらに五月号には「総長選任問題に関するQ&A」なる解説が掲載された。
いづれも弁護士の記名があるが、「月刊若木」の性格上、文責は当然、本庁当局者が負はねばなるまい。
本庁の重要事項を、本庁の歴史やその成立意義を論ずることなく、法律的手続論で処理して、ただ自らの地位保全ばかり主張する態度には暗澹たるものがある。
神社祭祀の正しい姿を百年二百年後の子孫に継承しなくてはならぬ我々の使命を果たすには、斯界の中央事務局のこのやうな状況は早急に改善されなくてはならない。
評議員会の開催が近づいてゐるが、見識ある多数の評議員が結束して、「神社本廳」の正常化達成を願ふものである。