「評議員会」は本来の機能を果たせ!
(花菖蒲ノ會 会報第15号)
統理を支え神社本庁の正常化を目指す『花菖蒲ノ會』の「会報第15号」が届いたので紹介する。
前回の会報第14号に引き続き、本庁に所属する神職に送付される「月刊若木」の2月号と5月号に掲載された弁護士名での解説の不見識の指摘とともに、今月末に開催される「評議員会」に向け、神社本庁の評議員らに熱いエールを送っているので、ぜひご一読いただきたい。
「評議員会」は本来の機能を果たせ
本年の評議員会の期日が迫ってきた。昨年の評議員会における役員改選以後に一層深刻となった混乱を早急に終結する機能は、この評議員会を措いて他にない。
「神社本庁役員その他の機関に関する規程」(この規程は憲章と同時に決議された付属規定で、法人規則たる「庁規」に優先する規定である。)第10条では「神社本庁の議決機関は、評議員会とする」と定められており、この権限が充分に発揮されて、正常な議事運営のもとに、神社本庁役員(本来の宗教団体としての役員)の選任のあるべき姿が広く論議され、正常化へ向けた有効な結論が導き出されることを強く期待するものである。
参集される評議員諸兄には、我が国の根幹を支へてきた神社と社会のあり方を正しく継承するためにも、この問題の解決が不可避であることはご賢察なされていると存ずる。是非とも適正な議事運営の下に結論が導き出されるよう、ご協力をお願いしたい。
『月刊若木』五月号「総長選任問題に関する「Q&A」を読んで
●憲章を尊重するフリをして本質を隠す悪質な印象操作
●「Q&A」の苦しい論理展開
●「Q&A」には、「印象操作」と「脅し」が満載
●いま正すべき神社本庁の変質