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神社本庁評議員会終わる
ー自浄派の新議長誕生も、執行部は田中体制6期目にー神社本庁問題は新たな局面へ!
(月刊「レコンキスタ」令和7年6月1日号)

レコンキスタR7.6
「・・・これで田中氏は、2期6年つとめた副総長の時代も入れると、既に20年以上神社本庁執行部の中枢にあり、引き続き3年間、神社本庁に居座り続けようとしている。
いずれ6期目就任の裏側が明かされると思うが、神社本庁問題は新たな局面に突入したことになる。新局面を迎え、自浄派が認識しなければならないことは、以下の点だ。
・田中体制の利権構造は神道界の隅々に浸透し、いかなる手段を講じても死守する体制と、死守しなければならない理由が存在している。
・利権と政治権力が頼りの今の神社本庁に、時代を切り拓く理念の構築など期待できない。神道界は暗黒の時代を迎えた。自浄派の神道人は田中派を糾弾するだけでなく、自らの研鑚により神道界の新時代を切り拓く精神的パイオニアを目指さなければならない。」

「田中一派の独裁体制が強まったからと言って恐れてはならないし、必要以上に嘆く必要もない。独裁政権は、その末期には独裁色をより強め、粛清を繰り返すのが常である。しかしそれが徒となり、悲惨な週末を迎えるのが歴史の証明するところだ。
外部世界との交流を必要としない閉鎖的な組織で、内部に確固とした階層構造を持つ組織は、絶えず設立の理念のもとに内部確信を続けない限り、唯我独尊となって誤った決断を繰り返し、自ら破滅に至る。かつて日本に存在した帝国陸海軍は、その代表であろう・明治4年に創設された両組織は、74年の歴史を経て、大東亜戦争の敗戦とともにその歴史に幕を閉じた。
いま、大東亜戦争の敗戦を契機に誕生した神社本庁も、創設80年を前にして最後のときを迎えようとしている。それを歴史が証明する前に、歴史に学び、行動して欲しいと心から願っている。」