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神道政治連盟会長の義甥の横領事件
(「紙の爆弾」2023年7月号)

神の爆弾2023年7月号-1
月刊誌『紙の爆弾』7月号東京都神社庁の幹部職員による横領事件に関する記事が掲載されていたのを発見!

記事によれば、この幹部職員は、御穂神社(東京都港区)宮司の三笠智春氏。神道政治連盟の打田文博会長の義理の甥にあたり、東京都神社庁(小野貴嗣庁長)に経理担当職員として勤務していたらしい。
この三笠氏による数千万円の業務上横領は昨年12月に発覚したが、小野貴嗣庁長は、自己の右腕であった三笠氏を「停職や減給」の軽い処分で済ませようとした。しかし、都内の神職らから、処分が甘すぎるとの批判の声が上がり、やむなく解雇することになったという。

東京都神社庁の危機管理体制は?

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しかも、被害者である東京都神社庁から警察への被害届がようやく提出されたのは翌年5月になってからというから驚きである。いったい神社庁の危機管理体制はどうなっているのだろうか?

さらに、記事によれば、裁判で田中恆清氏側の代理人になっている小川尚文(尚史?)弁護士を神社本庁に紹介したのが、この三笠氏だというので驚きである。
しかも、小川弁護士は、三笠氏の手引きで、神主資格を取得するために、小野貴嗣庁長の推薦で「大阪國學院」に入学し、三笠宮司の御穂神社への奉職(神主として就職)を予定していたと聞く。小野貴嗣氏個人が被告となっている裁判の代理人も引き受け、東京都神社庁の顧問弁護士として三笠氏の横領問題の調査にも携わっていると聞くが、大丈夫なのだろうか?

東京都神社庁に『紙の爆弾』ならぬ『神の爆弾』が落ちる日も近いかもしれない。