東京都神社庁 元幹部の宮司3000万円着服
3月まで”教誨師” 全額返済
(東京新聞 令和5年6月18日朝刊)
東京都神社庁の元財務担当が3000万円着服疑い 発覚して解雇後に別の着服が発覚
折しも、東京都神社庁では、庁舎建て替えのための浄財を都内各神社から集めようとしている最中の不祥事。
浄明正直を旨とする神社界において、各神社からの浄財を扱う神社庁の財務担当職員が、競馬で公金を数千万円費消したという呆れた事件。当該職員本人は「競馬につかった」と述べているようだが、「神道政治連盟」の担当職員として政治活動にも力を入れていたと指摘されており、「競馬に費消」が全てなのかどうかも疑わしい。
しかも、当該職員は、府中刑務所担当の「教誨師」として、罪を犯した受刑者を悔い改めさて徳性を養うために道を説くという”聖職”に就いていたというから呆れるにもほどがある。
事件発覚から5か月間も被害届すら出さず、警察に捜査を委ねずして内部で「穏便」に済ませようとした執行部に対しても批判の声があがっているようだ。
神社本庁の”自浄”への道はまだまだ遠いようだ。
「神社本庁 約3000万円横領事件が神社界「内紛」に与える影響」
事件発覚から5か月間も被害届すら出さず、警察に捜査を委ねずして内部で「穏便」に済ませようとした執行部に対しても批判の声があがっているようだ。
神社本庁の”自浄”への道はまだまだ遠いようだ。