鶴岡八幡宮は、田中-打田一派が壟断する神社本庁との訣別を決断
－全国の神道青年は、今どう行動すべきか、真剣に思いをめぐらせよ！－
（月刊「レコンキスタ」令和6年4月1日号）
「自民党と神社本庁が、凋落してゆく。何も驚くことはない。自浄できない組織の、当然の帰結である。それでも、双方の執行部は延命の為、様々な策を弄することだろう。しかし、もがけばもがくほどに奈落への歩度が早まる姿が、私の目にはハッキリと見える。・・・」
「・・・神社本庁の「なほ在任」総長は、総長の選任をめぐり、鷹司統理が総長に指名した芦原理事が提訴した地位確認の裁判で、一審、二審は勝訴したものの、最終決着となる最高裁の判断が未だ出ないことに、不安を募らせているという。それもそのはず、一審、二審で勝訴した神社本庁の代理人である小川尚史弁護士は昨年、「遅くとも年末迄には最高裁の決定が出る」と事あるごとに吹聴していたものに、年が明け桜の季節を迎えても、未だに最高裁からの朗報が届かないからだ。
そしてその間に、鶴岡八幡宮が神社本庁からの離脱を決意した。神社側は離脱の理由を明らかにしていないが、鶴岡八幡宮の吉田宮司は、神社本庁の常務理事であった時から田中氏に対して、疑惑の発火点である職舎売却や、それに伴う裁判の対応について、総長としての責任を問う立場から、田中氏と対峙してきた人物である。
ならば吉田宮司に心の迷いはないであろう。神道の正常化を願っての神社本庁離脱の決断が、田中-打田体制下にあって生気を削がれた神社関係者を覚醒させ、体制変革への起爆剤となることを心から願うものである。」