神社本庁で相次ぐ「パワハラ問題」
田中総長体制の「歪み」は限界に!
(「選択」令和7年10月号)

「またか!」
一部の本庁幹部職員が、学生時代から常習的にパワハラ・セクハラを繰り返していたという噂は、よく耳にするが、いまなお組織内外で同様のことが繰り返されているのであろうか?
一部の本庁幹部職員が、学生時代から常習的にパワハラ・セクハラを繰り返していたという噂は、よく耳にするが、いまなお組織内外で同様のことが繰り返されているのであろうか?
今春、部長職にある人物が突如として自宅待機となり、その後降格処分を受けた。パワハラでの出勤停止や処分自体が神社本庁では前代未聞であり、かなり悪質だったことが窺える。
さらに夏には、別の職員がやはりパワハラ疑惑で自宅待機になった。こちらは9月に入って出勤を再開、「始末書などでお茶を濁したとみられる」(関係者)。
いずれの人物も、神社本庁の田中恆清総長や、神道政治連盟の打田文博会長と近しいことで知られる。
また2人目の方は、2020年に神社本庁内部での不倫疑惑が報じられたいわくつきの人物なのだ。にもかかわらず、現在もなお神政連の事務局長の座にあるという。
不動産取引問題などで、裁判沙汰を繰り返してきた田中総長体制下で、神社本庁の組織としての歪みが限界に達している。」