「・・・昨年の役員会で鷹司尚武統理から指名された芦原高穂理事が、総長の地位にあると主張して起こした地位確認等の民事訴訟は、一，二審とも原告側が敗訴。判決を不服として最高裁に上告している。

評議員会で葦津敬之評議員（福岡県）は、鷹司統理が総長を指名する意義を強調した。

神保侑史評議員（群馬県）は「統理が芦原理事を総長指名したにもかかわらず手続きを行わなかった」と事務局の対応を批判した。

一方、村田守広評議員（宮城県）や林秀俊評議員（京都府）からは、事務局への相談なく神社本庁代表役員の登記申請を行った芦原理事に対して裁判により本庁に損害を出した責任を問う声や批判が上がった。

激しく議論が交わされたが、総長選任について結論は出なかった。

今後、最高裁の決定に注目が集まる。・・・」