自浄.jp

トップページに戻る

東京都神社庁M元主事による巨額横領事件
M主事を「業務上横領罪」で起訴! 遂に刑事裁判に!
-東京都神社庁がコメントを発表

庁長コメント20250906
東京都神社庁の会計担当だったM元主事による神社庁の公金横領事件についてようやく進展があったようだ。

事の起こりは令和4年12月。М氏の部下の内部告発により明らかになった巨額の神社庁公金横領事件
しかし、当時の神社庁長であった小野貴嗣氏は、かわいがっていた部下のM氏の犯行を知りながら、減給や普通解雇のみの軽い処分で済ませようとしていたようだ。その後も「調査中」「プライバシー」を理由に事件をオープンにせず、警察署への被害届提出や捜査依頼を行おうとしなかった。

しかし、このような小野庁長ら執行部の態度に業を煮やした役員会は、弁護士や会計士に外部調査を委託することを決定。その結果、令和6年5月13日、調査チームの報告書により、横領事件の概要や経緯ととともに、庁長による出張旅費の二重取り疑惑なども含め、神社庁業務の課題事項が示された。

これを受けて神社庁は、協議員会を開催し、改めて、被害者である神社庁として、M氏の刑事処罰を求めて刑事告訴する方針を決定。改めて弁護士に手続を依頼し、令和6年8月2日付で、赤坂警察署に刑事告訴がなされ、10月24日付けで「業務上横領」容疑で東京地方検察庁に書類送検された。

その後、神社庁内での信頼を失った小野貴嗣前庁長は退任、新たに松山文彦氏が庁長に就任し、刑事事件の推移を見守っていたが、警察・検察の慎重な捜査の結果、遂に、東京地方検察庁は、令和7年8月26日付けでM元主事を業務上横領罪で起訴したとのこと。

いったんは小野前庁長のもとで葬り去られようとした巨額横領事件
M氏は、令和5年5月にマスコミの取材に対し「話せるときがきたら話します」という意味深なコメントをしていたそうだが、今後、東京地方裁判所で開かれる刑事公判において、犯行内容や背景事情について、真相が語られるのだろうか。